のりしろ overlap width 2005 11 3
今回も、FRBは、利上げに成功しました。
この調子ならば、5%になるまで、利上げが可能かもしれません。
アメリカ経済に、不測の事態が起きた場合に備えて、
「糊代(のりしろ)」は、大きい方がよいのです。
何しろ、「大いなる都」(Revelation 18 the great city)とは、
現代のニューヨークのことです。
のりしろ overlap width 2005 10 13
多くの投資家が、FRBの金融政策に不満があるかもしれません。
しかし、グリーンスパン氏の退任までに、
糊代を稼いでおく必要があるのです。
もちろん、糊代とは、政策金利とドル高のことです。
これは、FRBにとって、「貯金」のようなものでしょう。
また、新任の議長にとっても、「貯金」となるでしょう。
カリスマ性 person with charisma 2005 10 7
FRB(連邦準備制度理事会)議長は、
誰がやっても、困難かもしれません。
頭がよければ、「理屈っぽい」と言われ、
決断力があれば、「蛮勇」と言われるでしょう。
現在のFRBの金融政策に不満がある人は、多数存在するでしょうが、
それでも、不満を口にしないのは、
グリーンスパン氏にカリスマ性があるからです。
大組織の頂点に立つ人は、単に頭がよいだけではダメで、
もちろん、決断力だけでもダメで、カリスマ性が必要です。
「頭脳、決断力、カリスマ性」がなければ、
大勢の人を率いることはできないのです。
「出エジプト」を成功させたモーゼのように。
もちろん、グリーンスパン氏が、議長に就任した時は、
同氏には、カリスマ性はなかったと思います。
しかし、あの当時は、現在ほど難局ではなかったのです。